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日経MJ「日本の専門店調査」/CCC、2982億円で首位/書籍・文具部門売上高ランキング
日時: 2021/09/28 15:45:34
情報元: 日書連

日経MJ(8月11日付)は「第49回日本の専門店調査」(2020年度)を発表した。これによると、全国の有力専門店309社の総売上高は25兆4506億円と前年比0・8%増。増加は6年連続となり、新型コロナウイルス下の巣ごもり需要を取り込んだ企業が好調だった。
その他業種を含まない23業種のうち、増収は8業種で、前回からは4業種減。コロナ禍で広がった巣ごもり需要で、家具、ホームセンター・カー用品、100円ショップ、家電製品などが追い風を受けた。自宅で料理をする機会が増えたことで生鮮も伸長。ドラッグストア・医薬品も感染予防のマスクなどが好調で、全体の総売上高を押し上げた。一方、減収は書籍・文具を含む15業種。在宅勤務の浸透などで、紳士服、カジュアル衣料などは振るわなかった。
書籍・文具部門の売上高ランキングで1位になったのはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)で、前期比15・6%減の2982億5900万円。2位の紀伊國屋書店が同4・0%減の981億4100万円、3位の丸善ジュンク堂書店が同9・2%減の671億9100万円だった。
総売上高経常利益率はリラィアブルが6・8%、1人当たり総売上高は丸善ジュンク堂書店が6億8562万2千円、3・3平方m当たり直営店売上高は京王書籍販売が237万9千円、直営+FC新設店舗数は有隣堂が8店でそれぞれ首位になった。
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