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ABC雑誌発行社レポート2020年下半期雑誌販売部数
日時: 2021/07/21 18:36:34
情報元: 日書連

日本ABC協会は2020年下半期(7~12月)雑誌発行社レポートを発表した。今回掲載したのは36社122誌。各雑誌部数の前年同期比の平均(既存誌ベース)は、週刊誌91・43%、月刊誌88・97%、合計89・56%となった。報告誌の状況は、主婦の友社『Ray』、小学館『Domani』、扶桑社『栗原はるみharu_mi』は報告を中止。講談社『げんき』は発行周期を月刊から隔月刊に変更。KADOKAWA『KansaiWalker』は『関西ウォーカー』に、『TokaiWalker』は『東海ウォーカー』にレポート上の表記を変更した。
一般週刊誌のトップは『週刊文春』の26万9894部で前年同期比4・0%減となった。2位の『週刊現代』は同0・6%減の20万781部とほぼ横ばい、3位の『週刊新潮』は同16・6%減の15万6437部、4位の『週刊ポスト』は同15・8%減の15万6114部といずれも大きく部数を落とした。新聞社系では、『週刊朝日』は同13・3%減の5万6248部、『サンデー毎日』は同14・6%減の2万6420部でともに2桁減。
ビジネス・マネー誌は、『週刊ダイヤモンド』が同14・0%減の6万271部、『週刊東洋経済』が同9・4%減の4万5225部、『日経ビジネス』が同7・1%減の15万750部、『プレジデント』が同17・1%減の11万1329部といずれも後退した。
女性週刊誌は、『女性セブン』が同10・1%減の16万8639部、『女性自身』が同14・0%減の15万7635部、『週刊女性』が同3・9%減の8万8409部と落ちこんだ。
女性月刊誌は、女性ヤング誌『non‐no』が同26・7%増の11万2910部と盛り返した。シニア誌の『ハルメク』は同22・4%増の37万2885部で、17年上期から7期連続伸長を記録している。
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