2021年本屋大賞、町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』（中央公論新社）に
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- 日時： 2021/04/15 18:33:13
- 情報元： 新文化
- ４月14日、本屋大賞実行委員会が発表した。『52ヘルツのクジラたち』は昨年4月に初版6000部で発売。中央公論新社では受賞をうけて19万部の増刷を行い、累計発行部数は34万部（15刷）に達した。
同日に開催された贈賞式で、著者の町田氏は壇上に立ち「賞に見合う作品と信じて、応援・投票してくださった書店員さんがいる。多くの人が応援してくださっている」と感謝を表した。受賞のプレッシャーは大きいと明かしつつも「甘えたことを言わず、背筋を伸ばして受け取って、精進していこうと思います」と展望を語った。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、式には受賞・報道関係者のみが出席。発表の模様はYouTubeでライブ配信を行った。
翻訳小説部門１位はD・オーエンズ著・友廣純訳『ザリガニの鳴くところ』（早川書房）、発掘部門「超発掘本！」はみうらじゅん『「ない仕事」の作り方』（文藝春秋）。今年度は一次投票で438書店・書店員546人、二次投票で305書店・書店員355人が投票した。
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