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ABC雑誌発行社レポート2020年上半期雑誌販売部数
日時: 2021/02/19 21:09:02
情報元: 日書連

日本ABC協会は2020年上半期(1~6月)雑誌発行社レポートを発表した。今回掲載したのは36社125誌。各雑誌部数の前年同期比の平均(既存誌ベース)は、週刊誌92・04%、月刊誌94・47%、合計93・90%となった。報告誌の状況は、朝日新聞出版『アサヒカメラ』、エムオン・エンタテインメント『andGIRL』『mamagirl』は休刊。光文社『HERS』は報告を中止。『GetNavi』『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』は、学研プラスからワン・パブリッシングに発行元を移管。KADOKAWA『KansaiWalker』は、発行周期を隔週刊から月刊に変更した。
一般週刊誌のトップは『週刊文春』の30万1166部で前年同期比4・8%増となった。2位の『週刊現代』は同3・8%減の20万156部、3位の『週刊新潮』は同14・7%減の16万8759部、4位の『週刊ポスト』は同16・0%減の15万9921部といずれも部数を落とした。新聞社系では、『週刊朝日』は同18・7%減の6万125部、『サンデー毎日』は同17・0%減の3万1515部だった。
ビジネス・マネー誌は、『週刊ダイヤモンド』が同6・2%減の6万2286部、『週刊東洋経済』が同12・7%減の4万7191部、『日経ビジネス』が同7・8%減の15万3531部、『プレジデント』が同11・6%減の11万6988部といずれも後退した。
女性週刊誌は、『女性セブン』が同7・6%減の17万8154部、『女性自身』が同6・7%減の16万4250部、『週刊女性』は同6・4%減の8万8821部と落ち込んだ。
女性月刊誌は、ミドルエイジ誌『GLOW』が同55・7%増の18万8904部と絶好調。宝島社の女性ファッション雑誌は『GLOW』のほか、2位『リンネル』、3位『sweet』、4位『InRed』と販売部数上位を独占した。シニア誌の『ハルメク』は同29・3%増の32万760部で、17年上期から6期連続伸長を記録している。
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