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10月期は前年比6・0%減/『鬼滅の刃』の好調受けコミック・新書が前年超え/日販調査店頭売上
日時: 2019/12/30 19:56:37
情報元: 日書連

日販調べの10月期店頭売上は前年比6・0%減。前回の消費税増税時の14年4月は6・5%減だったが、今回はほぼ同水準で推移。10月中旬以降、首都圏を中心に荒天の影響を受けながらも、大幅な落ち込みは見られなかった。また、4月からテレビアニメの放映が開始されて人気に火がついた「鬼滅の刃」関連作品の好調を受け、コミック・新書ジャンルが前年超えとなった。
雑誌は同7・2%減。月刊誌は「Myojo12月号」(集英社)が通常版と表紙違い版の2種類が発売されてともに完売し、売上を牽引した。
書籍は同9・8%減。新書は吾峠呼世晴『鬼滅の刃片羽の蝶』(集英社)と宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)が売上を牽引し、6・6%増。児童書は前年超えはならなかったが、山崎聡一郎『こども六法』(弘文社)、トロル『おしりたんていラッキーキャットはだれのてに!』(ポプラ社)が好調だった。
コミックは3・2%増。雑誌扱いコミックは、新刊では尾田栄一郎『ONEPIECE94』(集英社)、吾峠呼世晴『鬼滅の刃17』(集英社)が売上を伸ばした。「鬼滅の刃」は9月にテレビアニメの放送が終了したにも関わらず、既刊も売上を伸ばし続けている。書籍扱いコミックスは、あやめぐむ『デスマーチからはじまる異世界狂想曲9』(KADOKAWA)が売上を牽引した。コミック全体では前月から3・4ポイント改善し、3ヵ月ぶりに前年超えとなった。
メンテ

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