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神保町ブックフェスティバル、2日間で売上6500万円
日時: 2018/11/19 14:08:13
情報元: 日書連

本の街神保町の秋の恒例行事「第28回神保町ブックフェスティバル」(主催=同実行委員会、共催=東京都書店商業組合千代田支部など)が10月27日、28日の2日間、東京・神保町のすずらん通り、さくら通り、神保町三井ビルディング公開空地の各会場で開かれた。今年も神田古本まつり(10月26日〜11月4日)と同時開催。会場には出版社、東京都書店商業組合青年部、地元商店街などがワゴンを出展し、自由価格本や汚損本などを販売する「本の得々市」の売上は2日間合計で約6500万円。本を求める13万人の来場者で大盛況となった。
27日午前10時半、すずらん通り入口で行われたオープニングセレモニーでは、大橋信夫実行委員長(東京堂書店)の開会宣言に続き、東京都書店商業組合・舩坂良雄理事長、文字・活字文化推進機構・肥田美代子理事長、日本児童図書出版協会・竹下晴信会長ら関係者によるテープカットとくす玉割が行われ、明治大学応援団・吹奏楽部・チアリーディング部のパレードで華々しく開幕した。
「本の得々市」の売上は初日3500万円、2日目3000万円で、合計6500万円。出版社のワゴンはほとんどが定価の半額で販売し、1冊100円で販売する出版社もあった。作家の直筆サイン本を販売する早川書房、品切れ本の廉価販売を行う東京創元社は今年も大人気で、ワゴンの前には長蛇の列ができた。
東京都書店商業組合青年部はワゴン2台を出展し、お買い得の本を求める読者で人だかりができた。売上は初日40万円、2日目20万円、合計60万円だった。
ドラえもん「のび太」くんの声優小原乃梨子氏の朗読研究会、ビブリオバトルなどの催しにも多くの人々が詰めかけた。
神保町三井ビルディング公開空地に設けられた「こどもの本ひろば」では、絵本・児童書のワゴンセール、紙漉き体験、お話し会などの催しが行われ、親子連れを楽しませた。
メンテ

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