出版・書店 業界 NEWS BOOKSルーエ


出版書店 業界NEWS TOPへ > 記事閲覧           新文化 定期購読 受付  

1月期販売額3・5%減/書籍は返品改善で1・9%増/出版科研調べ
日時: 2018/04/14 17:53:20
情報元: 日書連

出版科研調べの1月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は、前年同月比3・5%減となった。
部門別では、書籍が同1・9%増、雑誌が同9・5%減。書籍が前年を上回ったのは4ヵ月ぶりで、返品が改善したことが要因。雑誌は5ヵ月ぶりに2桁減を免れた。雑誌の内訳は月刊誌が同9・1%減、週刊誌が同10・8%減。月刊誌はムックの新刊点数減と返品率悪化が響き、週刊誌は前年同月の土台が高かったことと、週刊分冊百科や総合週刊誌の部数減で2桁のマイナスになった。
書店店頭の売上は、書籍が同約2%減。一般・教養書ジャンルは『漫画君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)が1月に百万部を突破する絶好調の売行きで、約13%増となった。学参・辞典は約12%増。定番参考書が好調で、1月12日発売の『広辞苑第7版』(岩波書店)の売行きもよかった。雑誌は定期誌が約9%減、ムックが約10%減、コミックスが約17%減と厳しい状況が続く。
メンテ

Page: 1 |