雑協･書協､堺市に雑誌へのフィルム包装の即時中止などを申入れ
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- 日時： 2016/04/22 21:18:32
- 情報元： 新文化
- 4月22日、日本雑誌協会と日本書籍出版協会は、大阪・堺市が市内のファミリーマート11店で実施している「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」について、竹山修身市長宛に申入書を送付した。
申入書では、同協定が府条例を超えた過剰な規制と指摘し、「間違ったフィルム包装を即刻取りやめること」と「その前提となる協定も解除」することを求めた。また、府条例の有害図書類と出版社が自主的に実施する「2点留め」を混同し、これら有害図書類に該当しない図書へのフィルム包装は「著しく適正を欠き、公益を害する」とも記した。
両団体が3月下旬に堺市に送付した「公開質問状」の、「フィルム包装の費用を公費で負担することの是非」や「有害図書類の『包括指定』の曖昧さに対する疑問」、「『性表現が性犯罪の原因』である根拠」などの項目に対する、堺市の4月4日付の「回答」についても納得できる説明ではないと批判した。
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