筑摩書房、朝日新聞記事に抗議
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- 日時： 2016/01/04 20:20:29
- 情報元： 新文化
- 朝日新聞が12月24日付朝刊で報じた記事「本の値引き 仁義なき攻防」について、事実が曲解されているなどとして、同記事を執筆した記者2人に抗議した。
記事では、「アマゾンが、一定期間を過ぎた一部の本の値引き販売を始めた」ものの、「黒船」への警戒感から、参加するのは筑摩書房の1社のみと報じている。「フローベール全集」など8タイトルについて「当面は来年1月中旬ごろまで定価の2割を値引きする」とした。さらに、「筑摩書房は約100の一般書店でも同様の取り組みを始めて」いると記している。
これに対して筑摩書房は、そもそも12月から来年3月まで「読者謝恩価格本セール」を約100書店で実施しており、これにアマゾンジャパンも参加したものであると説明。「筑摩書房が率先して『脱再販』に加担している文脈として読めますが、『謝恩価格本セール』は、再販売価格維持制度の弾力的運用の一つである『時限再販』の一形態」と指摘。
朝日新聞に対し、改めて取材をしたうえ、より正確な記事を掲載するよう求めている。
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