「太宰治賞」贈呈式、伊藤朱里氏が作家宣言
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- 日時： 2015/06/18 19:52:34
- 情報元： 新文化
- 筑摩書房と三鷹市は6月17日、東京・千代田区の銀行倶楽部で、小説新人賞を決める第31回「太宰治賞」贈呈式を行った。受賞作「変わらざる喜び」を書いた伊藤朱里氏が「これから先、書き続けても地獄、辞めても地獄。私は書き続ける地獄を選びたい」と作家宣言した。当日は著者、出版社、取次関係者など約200人が出席した。
筑摩書房の熊沢敏之社長は、今回の同賞応募作は1251篇だったと伝え、受賞作についてはドンデン返しのあるミステリーであるため、謎解きの１文を「ヒント」として紹介するにとどめた。
筑摩書房では6月24日、受賞作と最終候補作３点を収載したムック「太宰治賞2015」（本体1000円）を発売。受賞作の単行本化は今年10月以降になるという。
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