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年末年始の売行低調/書籍、雑誌とも9%超ダウン/トーハン、日販調べ
日時: 2015/01/20 20:45:14
情報元: 日書連



年末年始(14年12月29日〜15年1月3日)の書店店頭売上動向をトーハン、日販が発表した。これによると、トーハン調べが7・5%減、日販調べが5・7%減と、両社とも厳しい数字だった。
トーハンの発表(調査店1591店)によると、年末の売上は書籍7・2%減、雑誌8・9%減、コミック7・4%増、MM商品3・0%減、合計5・3%減。年始は書籍11・2%減、雑誌15・7%減、コミック3・4%減、MM商品3・3%減、合計10・4%減だった。期間計は書籍9・0%減、雑誌11・5%減、コミック2・3%増、MM商品3・2%減、合計7・5%減。コミックは堅調だったものの、雑誌が10%を超える落ち込みとなった。
日販の発表(調査店1913店)では、年末は書籍
8・9%減、雑誌8・0%減、コミック10・9%増、合計4・6%減。年始は書籍9・5%減、雑誌12・7%減、コミック4・3%増、合計7・0%減。期間計は書籍9・2%減、雑誌9・9%減、コミック7・7%増、合計5・7%減。書籍、雑誌とも大きく落ち込む一方、コミックは好調だった。
書籍は総記が横ばいだったほかは軒並みマイナス。文芸書は20・5%減、新書は15・9%減、ビジネス書は12・8%減、文庫は12・0%減と、2ケタの大幅減となった。
雑誌は月刊・隔月8・2%減、週刊・隔週7・1%減、定期誌計8・0%減と定期誌の低迷が続き、ムックも13・6%減と大きく落ち込んだ。
コミックは雑誌が9・0%増、書籍が3・3%増と堅調だったものの、開発品が13・6%減と振るわなかった。
メンテ

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