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第1回「料理レシピ本大賞」/主婦と生活社が受賞/「料理」「お菓子」両部門で
日時: 2014/10/24 08:06:41
情報元: 日書連

料理レシピ本の魅力をアピール、その価値を広く浸透させ、書店店頭を活性化するために創設された、第1回「料理レシピ本大賞」(料理レシピ本大賞実行委員会主催)の発表会が9月19日、東京・新宿区の日本出版クラブ会館で開催された。料理部門は『常備菜』(飛田和緒、主婦と生活社)、お菓子部門は『まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本』(なかしましほ、主婦と生活社)が大賞に輝き、主婦と生活社がダブル受賞を果たした。
料理、お菓子の2部門を設定し、出版社88社、計219点がエントリー。全国の書店員による第1次選考で料理36点、お菓子5点を選出。プロの料理人らも加わった最終選考で料理11点、お菓子2点の入賞作品を選び、料理、お菓子両部門の大賞と準大賞を決定した。
発表会の冒頭、主催者を代表して今野英治実行委員長(今野書店)は「生きることは食べることと直結している。おいしい料理を食べることが一番の幸せだと思う。いい料理本が出て皆さんの家庭が良くなることを祈念している。料理本の出版に携わる人たちが、大賞を目指して1年間しのぎを削ることで、さらに研ぎ澄まされたいい本が出てくることを期待している」とあいさつした。
続いて同賞特別アンバサダーのお笑いコンビ、キャイ〜ンの天野ひろゆきさんが登壇し、受賞作品の関係者に表彰状を手渡した。自身もプロ並みの料理の腕前を持ち、料理本を多数出版している天野さんは「次回は受賞者としてこの場に参加したい」と宣言した。
料理、お菓子両部門で大賞を受賞した主婦と生活社の牧秀幸社長は「ダブル受賞は誇りだが、ゴールではない。受賞作が1冊でも多く売れるよう一生懸命働くことで恩返しをしたい」と喜びを語った。
このあと舩坂良雄実行委員会顧問(日書連会長)が乾杯の発声を行い、「毎年どの本が上位に入るか読者に期待されるような賞に育ってほしい。全国の書店が店頭に並べ増売してくれるよう、日書連として声をかけたい」と意欲を示した。
〔受賞作品〕
【料理部門】
▽大賞=『常備菜』(主婦と生活社)▽準大賞=『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)、『和のおかず決定版』(家の光協会)▽入賞=『一生作り続けたいおかず』(主婦と生活社)、『The基本200』(オレンジページ)、『はじめてでもとびきりおいしい!料理のきほん練習帳』(高橋書店)、『割合で覚える和の基本』(NHK出版)、『向田邦子の手料理』(講談社)、『一人ぶんから作れるラクうまごはん』(新星出版社)、『作りおきサラダ』(主婦の友社)、『ベターホームが料理教室で50年教え続ける、しっかり作りたい定番料理100品』(ベターホーム協会)
【お菓子部門】
▽大賞=『まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本』(主婦と生活社)▽準大賞=『ぼくのおやつ』(ワニブックス)
メンテ

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