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9期連続の減収決算/旧本社売却益で当期黒字/太洋社
日時: 2014/10/24 08:05:51
情報元: 日書連



太洋社は9月19日、東京・千代田区の本社で第61期(平成25年7月1日〜平成26年6月30日)の決算概況を発表した。
売上高は前期比2・9%減の245億600万円で9期連続の減収となった。内訳は、雑誌が同10・1%減の125億3400万円、書籍が同4・2%増の112億8800万円、その他が8・3%減の6億8400万円。返品率は雑誌が39・9%、書籍が44・0%、その他が20・5%で、計41・5%と前期比3・9ポイント改善した。
利益面では、営業損失1億7509万円、経常損失7301万円。営業ベースで4期連続、経常ベースで5期連続の赤字と厳しい内容になった。しかし、東京・文京区の旧本社ビルの売却による14億円の特別利益があり、当期純利益は1億5247万円と黒字を計上した。
62期の目標は、ゲオの同業他社への帳合変更の影響を受けることから、売上高は前期比13%減の220億円。営業利益は500万円を目指す。
新任役員には坂実仕入部長、矢島雅史営業副ユニット長、浅井智之管理部長の3氏が内定した。

〔矢島、坂、浅井3氏が取締役に〕
太洋社は9月25日開催の定時株主総会および取締役会で役員の選任ならびに業務分担を以下の通り決定した。○印は新任。
代表取締役社長(経営全般、営業本部担当)
國弘晴睦
取締役(管理本部担当)大神田博
同(販売部担当、取引管理室長)○矢島雅史
同(仕入部担当、仕入管理室長、ロジスティックス部管掌)○坂実
同(財務経理部担当)
○浅井智之
同(社外、Web事業担当)安藤拓郎
監査役泉信吾
取締役の加藤顯次氏、監査役の沢野豊氏は退任した。
メンテ

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