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JPO、店頭試し読みシステム「ためほんくん」事業を開始
日時: 2013/10/15 20:45:07
情報元: 新文化

日本出版インフラセンター(JPO)は10月3日、第1回「ためほんくん」管理委員会を開き、委員長に佐藤隆哉氏(小学館)、副委員長に角田真敏氏(講談社)を選任した。「ためほんくん」は9月末現在、254店の書店に346台の液晶端末が導入され、出版社16社・約3600作品のコミックを試し読みできる。今後は導入書店を早い段階で500店に増やす一方、参加出版社の拡大とコンテンツの拡充を図り、さらに店頭販促効果を高める。
日本書店商業組合連合会の運営でスタートした同事業は10月1日付でJPOに移管された。利用料は日書連の加盟店が月額3000円、それ以外は6000円で変更なし。佐藤委員長は「普段はシュリンクされて中身を見られないが、ためほんくんのプロモーション機能を活用すれば、中小規模のリアル書店でも売り伸ばすことができることは実証済み。実験的に絵本の試し読みを行ったが、別々のモニターでの運用だった。これを切り替え式にするなど、機能面の向上も図っていきたい」と話している。
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