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日書連、「大手取次2社の不当な取引制限」の申告を公取委に提出
日時: 2012/05/25 12:07:51
情報元: 新文化

5月14日、日販、トーハンの取次会社2社が返品入帳に関して優越的な地位を濫用して不当な取引制限を行っているとし、公正取引委員会の審査部に申告した。日書連の取引改善委員会の柴ア繁委員長(東京・王様書房)と同委員会の元永剛顧問らが出向き、文書を提出。公取委の広報担当者によると、審査の結果は半年から1年で出されるという。
日書連は昨年10月、日販、トーハンに対し、同日精算を求める要望書を提出。それに対し今年2月末、同日精算の対応について取次2社がゼロ回答だったため、今回の措置をとった。柴ア委員長は「返品は、書店が仕入れをコントロールするための唯一の手段。返品を月末まで取次が受け入れないのは、その手段を奪い取る行為」と話している。
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