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日販懇話会、契約販売で現場の声に応える
日時: 2012/05/25 12:05:04
情報元: 新文化

5月15日、都内のホテルで日販懇話会を行い、古屋文明社長が登壇。第64期決算について、売上高約5895億円(前年比2.1%減)で「減収増益」の見通しと発表。「雑誌」の返品率は35.8%で、「書籍」の33.5%を初めて上回った。また、パートナーズ契約では「モノが来ない」「売上げが下がるのでは」「出版社は本当に儲かるの」など、書店や出版社の声をスクリーンに映し出し、これらに正面から向き合うかたちで、担当者からのプレゼンが始まった。
流通改革推進グループの河村学係長は、現在、書籍の返品コストは1255億円で、目標の25%にした場合は830億円になる。これまで通り、その差額をプロフィットの原資に充てるとし、各種の施策で増売と返品減少が実現している実態を事例紹介とともに伝えた。
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