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【 4・6%減の4946店 】
日時: 2011/05/02 08:12:58
情報元: 日書連

今年4月1日現在で各都道府県書店商業組合に加盟する組合員数の合計は、昨年4月1日対比で241店、4・6%少ない4946店になったことが、日書連組織委員会(中山寿賀雄委員長)の調べで明らかになった。

 この1年間の新規加入は全国で20店だったのに対し、脱退は261店。

加入数が脱退数を上回った組合はゼロで、増減なしが石川、広島、徳島、大分の4組合。

のこる43組合は組合員数が減少している。

 各都道府県書店組合ごとに加入の内訳を見ると、この1年間に新規加入があったのは、愛媛の3店を筆頭に、東京、山梨、静岡、兵庫、福岡が各2店。

山形、福島、千葉、愛知、新潟、大阪、徳島が各1店で、残りの34組合は新規加入ゼロとなっている。

 一方、脱退が最も多かったのが東京の35店。

次いで大阪、福岡の各16店がワースト3で、以下脱退の多い順に静岡15店、神奈川13店、愛知12店、千葉10店、埼玉、愛媛、長崎各9店となった。

 加入と脱退を合わせた1年間の増減では、減少数が多い順に(1)東京(33店減)(2)大阪(15店減)(3)福岡(14店減)(4)神奈川、静岡(13店減)(6)愛知(11店減)(7)埼玉、千葉、長崎(9店減)と都市部の組合が目立っている。

 減少率でマイナス幅の大きい順に見ると、(1)秋田(11・6%)(2)長崎(11・0%)(3)愛媛(9・4%)(4)山梨(9・3%)(5)島根(9・1%)(6)宮崎(8・9%)(7)福島(8・8%)(8)富山(7・9%)(9)新潟(7・5%)(10)岩手(7・4%)となり、こちらは地方組合の割合が高い傾向がみられた。

 日書連の組合員総数は昭和61年(1986年)の1万2935店をピークに前年割れが続き、今年で25年連続のマイナスとなった。

昭和61年対比では38・2%の水準になっている。
メンテ

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