電子書籍の懇談会設置、総務省・文科省・経産省／権利関係の整備など検討
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- 日時： 2010/03/25 08:23:56
- 情報元： 新文化
- 総務省と文部科学省、経済産業省はこのほど、「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」を設立し、3月17日に第1回懇談会を開いた。今後、作業部会を設置して、具体的検討に入る見通し。
同懇談会では電子書籍における出版社と著者との権利関係やその流通方法、国立国会図書館における出版物の収集・保存の在り方など幅広く検討する。とくに出版社にとっては、紙の出版物のデジタル化による利益確保が課題となるとみられる。今年6月を目途に、出席する各業界からみた課題・問題点を洗い出し、一定の取りまとめを行う。
同懇談会は三省の副大臣・大臣政務官のほか、出版界や印刷会社、エヌ・ティ・ティ・ドコモやＫＤＤＩなどの通信事業者、グーグル・ヤフーなどのネット企業、有識者などの26人で構成。構成員は、書協の金原優副理事長・佐藤隆信デジタル化対応特別委員会委員長、雑協の相賀昌宏副理事長、日書連の大橋信夫会長、講談社の野間省伸副社長、紀伊國屋書店の高井昌史社長、丸善の小城武彦社長など。
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