出版・書店 業界 NEWS BOOKSルーエ


出版書店 業界NEWS TOPへ > 記事閲覧           新文化 定期購読 受付  

東京組合青年部、新会長に牛房氏/ブッカーズは80社・1万タイトルに
日時: 2009/06/23 12:18:48
情報元: 新文化

東京都書店商業組合青年部は6月10日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで、第19回通常総会を開いた。今年は役員改選期で、新会長に板橋支部・赤城書店の牛房邦夫氏(54)が、副会長に港・渋谷支部・小川書店の小川頼之(再選)と同・三弥井書店の吉田敬弥の両氏が選任された。

牛房新会長は「出版不況と会員の減少で、今までと同じような活動ができなくなっている。少ない理事の中でやるべき活動を選択し、できることは集中して取り組んでいきたい。ゼロからのスタートではなく、今までの活動を基に、その方向性を少し変えるだけでもちゃんとした活動になっていくと思う」と挨拶した。

総会には、会員145人のうち、21人(委任六四人)が出席。TS流通協同組合では、売上げはハリー・ポッター7巻もあり、1億円を上回り目標を達成したが、発注書店は平均70店から68店に減少。1店当りの注文金額は伸びており、月額取引金額も平均10万円を超え、注文件数は前年比4・0%減の10万1534件、月平均8461件であったことが報告された。現在131社(東京官書41社)と取引があり、取引金額のベスト5は、新潮社、講談社、角川書店グループ、文藝春秋、小学館の順。

ケータイサイト「Booker,s」では現在、80社1万タイトルを販売、4月からデジタルコミックの取扱いも開始し、7月からは、NTTドコモ、ソフトバンクの公式サイトとしての認可を取得したことが報告された。また、リニューアルした青年部のホームページは平日平均で80visit・150頁程度と、アクセス数も順調に増加しており、広告スペースでは、3出版社から4万5000円の広告収入が得られたという。

メンテ

Page: 1 |