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【 第48回出版人大会、萬田相談役が謝辞 】日書連
日時: 2009/05/27 12:58:54
情報元: 日書連

 第48回全出版人大会が5月11日午後3時から千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた。

 式典では初めに野間佐和子大会会長(講談社)が「出版界は長引く不況の中でデジタル・ネットワーク社会を迎え、出版社も流通・販売も強い結束で解決に取り組んでいかなければなりません。

デジタル時代にあっても文字活字は多様な文化の基盤であり、読書は大切な営みです。

2010年国民読書年の成功に向け新聞界とともに努力していきましょう。

出版人大会は昭和37年の第1回からまもなく50回を迎えます。

大きな変革期に当たる今こそ出版の社会的使命を再認識し、過去の叡智に学びながら未来を切り開いていくことを誓いたいと思います」とあいさつ。

 菊地明郎大会委員長(筑摩書房)は83年に出版された『思考の整理学』がPOPで火が付き、07年に16万部、08年に18万部出たことを紹介。

「ロングセラーを発掘して売り伸ばせるのも本の世界だからこそ」として、大会声明を朗読。

拍手で採択した。

 山内俊夫文部科学副大臣、長尾真国立国会図書館長の祝辞、麻生首相メッセージに続き、長寿者39名の祝賀と永年勤続者393名を表彰。

長寿者を代表して日書連萬田貴久相談役に小峰紀雄大会副会長から記念品が手渡された。

萬田相談役は「インターネットの時代も店頭で本を選ぶ愉しみを提供するのが書店の仕事。

これまでのご支援に感謝する」と謝辞を述べた。

メンテ

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