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【続報】草思社の民事再生
日時: 2008/04/24 15:19:54
情報元: 新文化

約10社のスポンサー候補のなかから、4月16日に文芸社と正式に契約。文芸社が資本金3600万円を草思社に出資し、100%子会社とする。草思社の社名はそのまま残る。同社とは早い段階から交渉に入っており、3月末には基本合意していたという。木谷東男社長は「草思社の名前が残り、出版の独自性も尊重してもらい、既刊書すべてを従来通り販売できる、といった条件が合意に至った理由」と説明した。
今後は4月22日に再生計画案を東京地裁に提出し、6月初旬に再生計画の認可決定が得られれば、新刊の発行を開始していく見通し。既刊本の流通については、17日午後5時からの取次会社向け説明会で再開を要請したという。会社組織としての新生・草思社の船出は7月初旬になる見込み。役員体制については、現状の定款から、文芸社から2人を招聘し、草思社側2人を合わせて、計4人体制を考えている。文芸社から代表者1人を出すが、社長は草思社側から出す。雇用する社員については、現在文芸社と事業計画を詰めている段階のため未定。
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