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【 市販12誌の売上げ順調 】 日書連
日時: 2007/03/21 18:48:23
情報元: 日書連
参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5678


 日経BP謝恩の夕べが3月13日午後5時より恵比寿のウエスティンホテル東京で開かれた。

 第1部企画説明会では日経BP出版センター岡部力也社長が「昨年の『リアル・シンプル』1周年、今月の『日経エンタテインメント』10周年ではお世話になり、市販12誌合計で前年売上げを確保できた。

今年も強い雑誌、強い号をたくさん積んで販売いただきたい」と開会あいさつ。

 日経BP大輝精一社長は「苦しい中で前年を上回ったのは書店の皆さんのおかげ。

本を作る情熱では負けないが、お客様が本を手に取ってくれなければ始まらない。

若者の活字離れが言われているが、若者はネットと雑誌で情報を使い分けている。

活字文化を守るため、われわれも努力し、協力して活字文化を支えていきたい」と述べた。

 企画説明では 1:創刊5周年の『日経ビジネス・アソシエ』は4月3日発売の春の増売号を怒涛のキラー・コンテンツで発行、2:4月2日発売『日経ヘルス』5月号は創刊9周年記念号で女性ホルモンを特集、3:5月14日に『日経ヘルス』臨時増刊で40代からの女性に向けた『日経ヘルス・プルミエール』を刊行、4:3月20日発売『リアル・シンプル』5月号はキャンパス地の特製ランチトートバッグを付け2号連続で付録付き特大号――など強力な既存誌強化策が発表された。

 2006年日経BP雑誌グランプリでは、単店の部増加数、伸長率両部門上位各10店を最優秀賞として表彰。

法人の部はくまざわ書店グループ、ブックファースト、文教堂の上位3法人を表彰した。

 書店を代表して三省堂書店亀井社長は「日経BPは新しい時代のビジネスマンに提案型の雑誌を送り出してきた。

今後も時代を先取りした提案をお願いしたい。

書店もエキサイティングで燃えるような売り方、仕組みを考えたい」と祝辞。

トーハン山ア社長は「お客様のターゲットを明確にすれば拡売の余地はある。

日経BPを起爆剤に雑誌増売を図ろう」と呼びかけた。

 このあと、吉野家安部修仁社長が「逆境の経営におけるリーダーシップ」を特別講演した。



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