【 「エキナカ」事業の拡大を危惧 】
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- 日時: 2006/07/27 09:42
- 情報元: 日書連
東京都書店商業組合は7月7日午後2時から有明の東京ビッグサイトで定例理事会を開催した。
出店問題では、小林委員長が朝日新聞7月1日付夕刊に掲載された「エキナカ摩擦」の記事を紹介。
駅に商業施設を集める鉄道会社の「エキナカ」事業が周囲と摩擦を生んでおり、便利で利用者には好評な半面、駅の外では客足が減って商売が圧迫されているとの悲鳴が相次いでいるとし、東京都が固定資産税の課税を強化する方針を打ち出しているというもの。
小林委員長は「駅の中に商業施設があるというより、百貨店の中を電車が走っているというのが現状。
世界でも類例を見ない事態。
何らかの対策が必要だ」と話した。
今後の出店については、TSUTAYA上野店が8月4日、上野ABABそばにオープンすると報告があった。
総売場面積は335坪で、1階書籍75坪、2階CD・DVDセル130坪、3階CD・DVDレンタル130坪。
台東支部は「組合に加入してもらいたい」としている。
雑誌付録問題では、下向副理事長が「小学館の相賀昌宏社長が6月6日に開かれた大阪屋友の会連合大会総会の講演のなかで問題点を明確にしたことを、東京組合として評価したい」と述べ、日書連の同問題への取り組みを説明。
奥村常務理事は「付録は販売を助けるものと考え、出版社に協力する姿勢でのぞむべき」と提起した。
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5225 から引用
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