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【 オープン懸賞の告示廃止 】
日時: 2006/05/12 14:44
情報元: 日書連


 公正取引委員会は4月27日付の官報でオープン懸賞告示の廃止を発表。

同日付で施行した。

オープン懸賞は取引に付随せず、誰でも応募できる懸賞で、現在の特賞は最高1千万円だが、廃止されれば上限はなくなり、無制限な金額の賞品が提供できることになる。

 オープン懸賞の告示は平成8年に従来の景品最高額百万円を1千万円に引き上げており、10年を経過して制限そのものが廃止されたことになる。

今回の廃止により、今後、オープン懸賞の景品額は規制されることなく、1千万円を超える高額な賞品を付けることが自由になる。

 平成8年の景品規制緩和では、オープン懸賞最高額の見直しのほか、@一般懸賞の景品上限額を5万円から10万円に引き上げ、A共同懸賞の景品上限額は20万円から30万円に引き上げ、B事業者景品の制限撤廃が行われた。

 今回のオープン懸賞告示廃止に当っては、3月1日から1カ月間、各方面からの意見募集を行った。

廃止賛成の意見は「オープン懸賞には直接的な顧客誘引や取引付随性がない」「企業イメージやブランドを印象付ける目的で行われる企業広告なので、規制は必要ない」などが挙げられたのに対し、反対意見では「社会通念を超える高額な賞金が出現する」「射幸心をさらに拡大させる」「商品力と別の要素の競争は、消費者の正しい商品選択の機会を損なう」「公正な市場環境を整えるには一定のルールが必要」などの理由が寄せられた。


http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5086
から引用
メンテ

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