出版・書店 業界 NEWS BOOKSルーエ


出版書店 業界NEWS TOPへ > 記事閲覧           新文化 定期購読 受付  

ABC雑誌発行社レポート2022年下半期雑誌販売部数
日時: 2023/08/26 14:52:14
情報元: 日書連

日本ABC協会は2022年下半期(7〜12月)雑誌発行社レポートを発表した。今回掲載したのは31社103誌。販売部数は週刊誌(23誌)が198万4737部、月刊誌(80誌)が492万9116部の合計691万3853部。各雑誌部数の前年同期比の平均(既存誌ベース)は、週刊誌93・14%、月刊誌85・82%、合計87・46%となった。
報告誌の状況は、朝日新聞出版『週刊朝日』、オレンジページ『オレンジページ』、KADOKAWA『ザテレビジョン』、講談社『with』は報告を中止。東京ニュース通信社『TVガイド』は『週刊TVガイド』に誌名を変更。中央公論新社『婦人公論』の雑誌ジャンル・カテゴリ区分が「女性ミドルエイジ誌」から「女性シニア誌」へ変更。宝島社『&ROSY』『MonoMaster』は月刊から隔月刊に変更した。
一般週刊誌のトップは『週刊文春』の22万8728部で前年同期比9・4%減となった。2位の『週刊現代』は同19・7%減の14万5172部、3位の『週刊新潮』は同9・7%減の13万5407部、4位の『週刊ポスト』は同12・2%減の12万3742部と、それぞれ部数を落とした。
ビジネス・マネー誌は、『週刊ダイヤモンド』が同5・4%増の8万5701部と伸長。『週刊東洋経済』は同9・3%減の4万2130部。『日経ビジネス』はほぼ横ばいの14万8928部、『プレジデント』は同2・4%増の11万1部だった。
女性週刊誌は、『女性セブン』が同5・8%減の15万1743部、『女性自身』が同4・9%減の14万3074部、『週刊女性』が同12・2%減の6万6419部と減少傾向が続く。
女性月刊誌は、女性シニア誌の『ハルメク』が同34・0%増の49万4193部と50万部の大台をうかがう勢い。ビューティ・コスメ誌の『VOCE』は同48・4%増の9万6331部と大きく伸長した。女性ヤングアダルト誌の『リンネル』は同39・2%減の8万737部、『sweet』は同44・0%減の6万6394部、『otonaMUSE』は同43・8%減の5万8249部といずれも大きく落ち込んだ。
メンテ

Page: 1 |