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森井書房の社長の孫、怜子さんが法務省の作文コンテストで最優秀賞
日時: 2021/02/19 20:27:00
情報元: 新文化

森井書房(兵庫・姫路市)・森井宏和社長の孫である藤井怜子さんが、法務省の第70回「社会を明るくする運動作文コンテスト」で、最優秀賞である法務大臣賞(中学生の部)を受賞した。
怜子さんは姫路市立大津中学校に通う2年生。「見逃さないで! 『助けて』のサイン」と題した作文は、森井書房で起きる万引犯罪をテーマにしたもの。ゲーム感覚で万引する子どもたちの家庭環境に踏み込み、万引は「心のSOS」「寂しい・構って・見て・笑って。親、特にお母さんに切実なメッセージを送り続けた、最終手段なのだと思います。」と綴った。
親は子どもの手を優しく握って、目をしっかり合わせて話を聞き、読み聞かせもしてほしいと続ける。万引した子どもが口にする「イライラ」は、自分が何に苛立っているのか言葉でうまく表現できないからで、親子で読書をしたり、読み聞かせることで語彙が増え、絆も深まる。さらには虐待もなくなり、明るい社会を築くことができる、と結ぶ。
作文コンテストは1951年に始まり、今回で70回目。全国から15万点を超す作文が応募された。

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