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三省堂『新明解国語辞典第八版』/11月19日発売、9年ぶり最新改訂版
日時: 2020/10/17 17:05:45
情報元: 日書連

三省堂は11月19日、9年ぶりの最新改訂版となる『新明解国語辞典第八版』を発売する。「ほぼほぼ」「地頭(じあたま)」「親爺ギャグ」など新語・新項目を大幅に増補、約1500語を追加し、総収録項目数は7万9千となる。
『新明解国語辞典』は1943年に創刊した『明解国語辞典』が前身。72年に「新明解」としてリニューアルし、2011年刊行の第七版まで版を重ね、累計売上部数は2200万部を突破している。同社は「新明解」について、辞書は引き写しの結果ではなく、用例収集と思索の産物でなければならないという編集方針のもと、言葉の意味をありありと表現し、気づきと思索の機会となるよう編集を重ねてきたとして、「辞書自身が考え続けている考える辞書」と表現している。
今回の改訂版発売に向けて、「言葉の深さ・面白さを、もっと多くの人に知ってもらう」「言葉について一緒に考えてもらう」ことを目的に公式ツイッターアカウントを開設し、言葉について考える機会を積極的に提供。第八版の新語紹介や編集裏話などの情報発信、質問受付も行っている。『新明解国語辞典第八版』はB6判、1792ページ、定価本体3100円。普通版(赤)に加え、白版、青版を用意。小型版(A6変型判)も同2900円で同時発売。
メンテ

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