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12月29日、1月4日特別発売日/雑誌・コミック約300点を投入
日時: 2017/12/22 13:49:10
情報元: 日書連

日本雑誌協会(雑協)、日本出版取次協会(取協)、コミック出版社の会の3団体は11月21日に記者会見を開き、2017年12月29日と18年1月4日の2日の「年末年始特別発売日」を軸に「本屋さんへ行こう!キャンペーン」を実施することを発表した。
昨年は出版業界で初めて12月31日を特別発売日に設定し、雑誌130点・800万部、書籍70万部を発売。今回は年末と年始に1日ずつ特別発売日を設け、12月29日に53社・162点(定期誌52点、増刊・別冊22点、ムック72点、コミックス16点)、1月4日に36社・134点(定期誌61点、増刊・別冊11点、ムック12点、コミックス50点)、計296点を発売する。
また、書店店頭の年末年始を盛り上げるため、2つのプレゼント企画を実施。コミックキャラクターを印刷した「しおり」を2500店に先着順に1500枚ずつ配布。「しおり」に記載されている応募サイトにアクセスしてシリアルコードで応募すると人気コミックスの「スタンプ画像」を全員にプレゼント。さらに抽選で1134(いい雑誌)名に図書カード(大吉5000円分34名、中吉1000円分100名、小吉500円分1000名)を贈るもの。もうひとつは、全国主要書店200店で「レトルトカレー」を先着順にプレゼントする企画。1店舗あたり420個を配布する。
キャンペーンの内容は雑協会員社発行の12月発売の雑誌150誌に広告を掲載してPRする。
また、SNSで「あなたのおススメの本屋さん」「好きな本屋さん」をつぶやいた人の中から抽選で図書カード(10万円分1名、1万円分32名)、レトルトカレー1年分(毎日コース360個、毎週コース60個)を34(雑誌)名にプレゼントする。
雑協・雑誌価値再生委員会の大山恒生委員長(集英社)は「年末年始にヤマを作り、売上を伸ばしたい」と意気込みを語り、雑協・次世代雑誌販売戦略会議の井上直議長(ダイヤモンド社)は「まだまだ紙を諦める必要はないとの思いから企画したキャンペーン」と趣旨を説明した。
コミック出版社の会の隅野叙雄営業部会長(集英社)は「コミックは苦しい時を迎えているが、このキャンペーンで1人でも多くの客に手に取ってもらいたい」と期待を語った。
取協の川上浩明運営委員長(トーハン)は「ノベルティの発送、対象書店の選定、書店への告知など、全面的に協力する。客に喜んで書店に来てもらえるように盛り上げることが私たちの使命」と述べた。
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