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和田真希『野分けのあとに』が受賞/暮らしの小説大賞
日時: 2016/11/09 18:12:03
情報元: 日書連

産業編集センターが主催する第3回「暮らしの小説大賞」の授賞式が9月30日、東京・千代田区のマルノウチリーディングスタイルで開かれた。
大賞は和田真希氏の『野分けのあとに』(受賞時タイトル『遁(とん)』を改題)、今回初めて設けられた出版社特別賞は小林栗奈氏の『利き蜜師物語銀蜂の目覚め』(同『利き蜜師』を改題)が選ばれた。
『野分け〜』(本体1300円)は10月21日、『利き蜜師〜』(本体1200円)は9月15日、ともに産業編集センターから発売されている。
大賞の和田氏は多摩美術大学卒業後、神奈川・丹沢の限界集落に移住し、農業を営みながら執筆、絵画制作を行っている。あいさつで「台風の後の恵みの季節に合わせるかのように『野分けのあとに』を発売していただくことに縁を感じ、感謝している」と喜びを語った。
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