「増収」書店、全体の約2割に止まる
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- 日時： 2016/07/30 17:38:48
- 情報元： 新文化
- 民間調査会社の東京商工リサーチが、全国の書店1128法人の最新期決算調査をまとめた。それによると、前年から「増収」した書店は255社（構成比22.6％）、「減収」が467社（同41.4％）、「横ばい」が406社（同35.9％）。
利益面では、「黒字」決算を計上した書店が355社（同78.1％）、「赤字」は99社（同21.8％）。2015年4月から16年3月末までの「倒産」は19件。自己破産した太洋社の連鎖倒産は3件だった。負債総額は41億3600万円で直近5年間で最大。業歴10年未満の新興会社は40社（同3.5％）で、「新規参入が極端に少ない産業」と記している。
東京商工リサーチでは、309万社ある企業データベースから書籍・雑誌売上げ占有率が最も高い企業を「書店・雑誌小売店」と定義。3期連続で比較可能な1128法人を調査対象にした。
最新期の単体ベース売上高ランキングのトップ10は、(1)紀伊國屋書店、(2)丸善ジュンク堂書店、(3)未来屋書店、(4)有隣堂、(5)フタバ図書、(6)トップカルチャー、(7)文教堂、(8)宮脇書店、(9)三省堂書店、(10)くまざわ書店
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