日書連の関東ブロック会、課題相次ぐ
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- 日時： 2016/07/19 20:23:50
- 情報元： 新文化
- 7月10日、関東ブロック会は千葉・幕張のホテルスプリングス幕張で総会を行い、千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木・群馬県の各理事長などから、多くの課題が提示された。
当日は、千葉県書店商業組合理事長で関東ブロック会会長の鈴木喜重会長が挨拶したあと、日本書店商業組合連合会の舩坂良雄会長（大盛堂書店）が、書店の粗利率改善について「出版社の代表と話合いの場をもっている」と報告した。このほか、公共図書館の指定管理者が民間のポイントサービスを導入して住民の反対を受けた事例や、引き上げが続く非正規社員の最低賃金、後継者問題、出版物の軽減税率など、多岐にわたる課題が山積していると説明した。
各県組合の理事長からは、返品運賃の統一化や文真堂書店のトーハンによる直営店化、さらに、地元の学校が統廃合されて取引先が先細りになっている現状、県の図書購入予算の半分が東京に本社をもつ大手企業で消化されていることなどを問題視する声があった。また、図書館による競争入札やアマゾンによる過剰なポイント付与については「国会の場で議論してほしい」との意見もあった。
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