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【熊本地震】竹とんぼ、明林堂書店、小川文華堂などの状況
日時: 2016/04/22 21:16:18
情報元: 新文化

4月19日夕方までに取材できた一部の書店の状況を伝える。

児童書専門の「竹とんぼ」(熊本・西原村)は営業を中止し、避難生活を送っている。各所で土砂崩れが起き、多くの家屋が倒壊、至るところが通行止め。小宮奎一社長夫婦、長男の哲志氏一家は全員無事。
4月16日、17日は自宅待機したが、土石流発生の危険から、17日夜に西原村構造改善センターに自主避難。19日に一時帰宅して復旧作業。夜には水道も使えるようになったが、いまだ土砂災害の危険があるため避難生活を続ける。それでも哲志氏は「なんとかこの場所で再開したい」と話している。

明林堂書店は熊本県内16店のうち、武蔵ヶ丘店(北区)、麻生田店(同)、白山店(中央区)、長嶺店(東区)、サンピアン店(同)の5店を休業。順次片付けを行い、早期再開を目指す。19日には、長嶺店などで片付けするスタッフの姿が見られた。

小川文華堂(熊本・玉名市)は、文具や教科書が散乱し、約30冊が傷んだ。人的被害や店舗破損はなかったものの、自宅の石垣が一部崩落。現在は通常どおり営業している。上田誠専務は「余震は続いているが、ライフラインもずっと生きており、大丈夫です」と話している。
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