白水社、創業100周年記念の高価格本が堅調
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- 日時： 2015/01/30 20:59:05
- 情報元： 新文化
- 束５cmを超える分厚い高価格本企画がいずれも堅調な売行きである。なかでも昨年12月に刊行した『デリダ伝』は、845ページで束5.5cmで、本体価格１万円と高価であるが、紀伊國屋書店、丸善。ジュンク堂書店、大学生協などで地道に動き、すでに社内では初版1200部だった同書の重版が検討されている。大学・公共図書館、研究者、トーハン外販営業部などからの反響がある。
白水社は1915年に設立され、今年11月で100周年を迎える。第1弾は昨年11月に刊行した『ジャック・デリダ講演録 獣と主権者2』。これも845ページで本体価格7200円。2月3日には800ページの『ピカソ2』（本体価格1万2000円）を発売する。
100周年企画は、語学、哲学、歴史、美術、戯曲、事典など幅広いジャンルで、全13タイトルを予定。
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