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経常利益ベースで5期連続の増収増益/中央社
日時: 2014/09/23 17:54:16
情報元: 日書連

中央社は8月21日、東京・板橋区の本社で定時株主総会と取締役会を開き、平成25年度(平成25年6月1日〜平成26年5月31日)決算諸案、役員人事案などを承認した。
売上高は前年比2・3%増の244億9308万円となった。内訳は、雑誌が同1・9%増の144億1781万円、書籍が同1・1%減の87億3812万円、特品が同38・4%増の13億3714万円。
雑誌部門は、定期雑誌の点数減による売上減少をメディア化商品中心にコミックの売上増でカバーした。また、コミックセンターの機能改善に合わせ、営業担当者からの提案を強化。売行良好商品の補充提案を積極的に実施し、コミック売上伸長に寄与した。書籍部門は大型新刊商品が減少した影響で前年割れとなったが、特装版コミックの増加などで特品部門は大きく伸長した。
返品率は同1・2ポイント減の27・9%と4期連続30%を下回った。内訳は、雑誌が同1・2ポイント減の28・7%、書籍が同0・4ポイント減の29・0%、特品が同3・1ポイント減の7・2%。
不動産収入、業務委託収入などを合計した総売上高は同5・4%減の258億5483万円となった。取引先レンタル複合チェーンの事務代行手数料が対象店の企業買収により減少したことが影響した。しかし利幅が微細だったことから、損益への影響はわずかにとどまった。
この結果、営業利益は同3・2%増の4億5609万円、経常利益は同7・9%増の2億6375万円、税引後当期純利益は同20・1%増の2億9299万円。経常利益ベースで5期連続増収増益となった。
役員人事では、新谷喜代春常務が専務、大谷敏夫取締役が常務に昇任し、竹内文利執行役員が取締役に新任した。外山義朗専務は退任し、顧問(常勤・物流担当)となった。
メンテ

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