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大阪屋の大竹社長、友の会で現状報告
日時: 2014/06/14 18:31:03
情報元: 新文化

6月4日、第48回大阪屋友の会連合大会で、新たな経営体制のもと検討されていた再生計画の骨子を報告。再生・サポート委員会による計画は「資金も含めてほぼ固まり、年内に実行するスキーム」と話した。
適正な決算の実行と収益改善を踏まえた新生・大阪屋の取次像については、(1)関西圏50%以上の書店に活用してもらえる各種機能、(2)客注インフラセンター機能、(3)新商材、サービスを提供する機能を有すること。
3月末までの売上高は774億円(前年比17.9%減)、返品率は39.5%(同1.6ポイント増)。利益面は営業・当期ベースで損失となる見通しと語った。
KADOKAWAの角川歴彦会長は「出版界の現状と未来、そして求められる書店像」と題して講演。IT、オムニチャンネル、OtoOをキーワードに書店が取り組むべき課題をあげ、出版社に対しては、「ベストセラーが出たら、大阪屋に優先して出荷するように」と話し、エールを送った。講演会は40分の予定を80分に延長して行われた。

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