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【 「書店元気づける企画を」 第3回「書店大商談会」(同実行委員会主催)の出展社説明会】
日時: 2012/09/01 17:30:54
情報元: 日書連

第3回「書店大商談会」(同実行委員会主催)の出展社説明会が8月2日、東京・新宿区の日本出版会館で開かれた。

商談会は当初計画していた130社を上回る149社が出展する。

 あいさつした奥村弘志実行委員長(南天堂書房)は「書店はみんな疲弊している。

来場した書店に特典や得する情報などのメリットを考えてほしい。

大商談会で書店に栄養剤を与えて元気づけていただきたい」と述べた。

日書連の大橋信夫会長(東京堂)は「年に1回の大商談会。

書店の社長や担当者と情報交換しながら商売につなげていただきたい。

いい企画が書店の店頭に並ぶようご協力を」とあいさつした。

 大商談会は10月11日午前10時〜午後7時、東京・新宿区のベルサール西新宿グランドホールで開催する。

出展社149社の内訳は、一般書コーナー97社、コミックコーナー10社、児童書コーナー21社、ビジネス書コーナー15社、その他6社(このうち5社は2ブース出展)。

児童書コーナーでは、ラッピングと読み聞かせの勉強会を予定。

また、来場者名簿を作成し来場書店と出展出版社に配布する。

コミックコーナーでは、来場者に名前を記入してもらい大商談会終了後の人脈作りに使う。

また、サロン形式での情報交換会、増売に関する勉強会を実施するほか、モデル店での増売を予定している。

 当日の運営態勢は、実行委員会を中心に取次各社の協力を得て対応する。

会場受付は帳合取次ごととし、出展社以外の入場は原則断る。

書店を会場奥まで誘導するため、会場最奥部にコーヒーサービス付き休憩コーナー、スタンプラリーのチェックポイントを設置する。

また、会場では『脳を創る読書』の著者である東大大学院教授の酒井邦嘉氏が紙の本の必要性について講演する。

来場促進策としては、出展社が書店に来場を呼びかけるインビテーションカードを実行委員会が作成して提供する。

また、出展各社の情報を掲載した事前パンフレットを取次経由で書店に配布する。

 最後に東京トーハン会の越石武史会長(甲文堂書店)は「日書連、書店組合、取次が協力して広範囲に告知したい。

書店の動員、売上とも昨年を上回ることは確実と思っている」、日書連の舩坂良雄副会長(大盛堂書店)は「業界3者による本物の商談会、商取引として力を入れている。

一層のお力添えをいただき大成功に導きたい」とあいさつした。
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