【 紀伊國屋1129億円で首位 】
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- 日時: 2011/08/02 13:37:48
- 情報元: 日書連
- 日経MJ(日経流通新聞)は7月13日付で第39回日本の専門店調査(2010年度、有効回答409社)を発表した。
これによると、09年度と比較可能な380社の総売上高は21兆5513億円で、売上高伸び率は前年比4・6%増と前回調査の2・0%増を上回った。
営業利益も22・3%増と2年連続でプラスになった。
エコポイントや地デジ対応テレビへの買い替え需要があった家電量販店が全体を押し上げたと、同紙では分析している。
23業種のうち増収は18業種で前回調査より6業種増。
そのうち経常増益は14業種で、08年のリーマン・ショック後の消費低迷が底入れし、多くの業種で回復の兆しが見え始めた。
書籍・文具業種の増収率は、前回より1・1ポイント増加して2・0%。
1位の紀伊國屋書店は1・3%減だったが、有隣堂0・8%増、ジュンク堂書店7・0%増など上位の企業が伸び、全体を引っ張った。
多くの企業が店舗数を増やしたことに加え、1店舗当たりの売場面積も拡大し、顧客増につながったと見られる。
また、書籍と雑貨等の複合店化が奏効したヴィレッジヴァンガードが9・1%増、トップカルチャーが5・6%増と増収を果たした。
総売上高経常利益率はヴィレッジヴァンガードが9・6%、1人当たり総売上高は文教堂が4498万5千円、3・3m2当たり直営店売上高は有隣堂が704万3千円、直営+FC新設店舗数はヴィレッジヴァンガードが56店で、それぞれトップだった。
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