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【 紀伊國屋など大手3社減収 】
日時: 2010/08/18 07:59:08
情報元: 日書連

日経MJ(日経流通新聞)は7月14日付で第38回日本の専門店調査(2009年度)を発表した。

 これによると、09年度の専門店402社の売上高伸び率は前年比2・0%増と前回調査の1・6%増を上回った。

営業利益も16・6%増と3期ぶりにプラス。

ただ、エコポイントの押し上げ効果があった家電製品を除くと、増収率は1・7%と前回を0・6ポイント下回った。

消費不振の中、商品力に磨きをかけた上位企業が強みを増したと、同紙では分析している。

 23業種のうち増収増益は9業種と、前回調査より3業種増えた。

減収は11業種と前回の9を上回り、玩具・ホビー用品と楽器・CDは経常赤字となった。

 書籍・文具業種の増収率は前回より0・9ポイント縮小して0・9%。

景気低迷による書籍・雑誌販売額の低迷やインターネット通販の拡大で、紀伊國屋書店4・4%減、丸善7・2%減、有隣堂1・7%減と大手3社は減収となった。

また、大日本印刷傘下となった丸善、ジュンク堂、文教堂は揃って経常赤字だった。

一方、ヴィレッジヴァンガードは2桁増収かつ高利益。

書籍以外の雑貨等の販売が貢献したようだ。

 総売上高経常利益率はヴィレッジヴァンガードが10・0%、1人当たり総売上高は戸田書店が6740万円、3・3平方メーター当たり直営店舗売上高は京王書籍販売が285万円

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