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CCC、「DB WATCH」改良版/12月に提供開始 
日時: 2010/07/27 07:50:06
情報元: 新文化

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は7月14日、TSUTAYAのPOSデータとT会員データをもとに購買状況・購買者属性などを集計できるデータ分析サービス「DB WATCH」の改良版を12月に提供すると発表した。

同サービスは、「ヒストグラム」、「併買分析」、「時系列分析」など七つの機能を有し、TSUTAYAでの雑誌・書籍・音楽などの販売・レンタルにおける購買データのマーケティング情報を提供する。「いつ、誰が、どこで、何を、どれほど購入したか」という購買動向を把握することが可能となり、自社商品と他社の類似・競合商品の購買者層比較や、日別・週別・号別など時系列ごとの販売分析もできる。集計結果はエクセルファイルでも提供する。

利用料はサービス内容によって異なるが、月額5万円から60万円。初期導入費用として10万円かかるが、10月末までに契約すると、初期費用が無料となるキャンペーンも行っている。

14日に東京・渋谷の渋谷シアターツタヤで出版社向けに行った発表会で、ネット事業本部の元木忍TSUTAYA EC BOOKユニット長は「DB WATCHは顧客動向の詳細な分析が可能なので、データを蓄積し、商品作りに役立てて欲しい。また、ネット分野ではまだまだ力不足だが、ホームページのリニューアルを図るなど早急に強化していく」と語った。また同発表会では、元電通で現在ターゲットメディア・ソリューションの吉良俊彦代表が「1日2400時間発想法を用いた新たなメディア活用法」と題した基調講演も行われた。

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