小学館クリエイティブ、「限定ＢＯＸシリーズ」軌道に／第4弾「伊賀の影丸」を復刻
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- 日時： 2010/07/14 08:01:22
- 情報元： 新文化
- 「週刊少年サンデー」（小学館）に１９６１〜６６年まで連載された、漫画家・横山光輝の代表作「伊賀の影丸」を、小学館クリエイティブが復刻出版し、６月２８日に発売した。この作品は同誌の創刊から２年後に登場。たちまち大きな人気を呼んで、初期の「サンデー」の柱となった。しかし書籍化は小学館ではなく、貸本出版を手がけていた東邦図書出版社が行った。
今回は、１９６２年刊の最初の単行本「若葉城の秘密」全４巻を復刻。巻頭のカラーページも含めて当時の体裁を完全に再現し、特製カラーボックスに収めた。そのほか、かつての「サンデー」の付録「影丸ゲーム」と、他社製作の「影丸すごろく」も復刻し、特別付録として同梱している。本体価格は７０００円。
同社は０９年２月に、手塚治虫の幻のデビュー作といわれる「新寶島（しんたからじま）」を復刻したのを皮切りに、手塚治虫「ジャングル大帝」、水木しげる「悪魔くん」を限定ボックス入りで復刻し、「ＢＯＸシリーズ」は本作で４点目となる。
いずれも熱心なファンや研究家らの購買によって、高額商品にもかかわらず、同社にはほとんど在庫がない状態。今後も、確実に需要が見込める往年の巨匠の名作・代表作を中心に、「ＢＯＸシリーズ」の続刊を出していく予定だ。
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