【 クロスメディア展開の拡充図る 】
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- 日時: 2010/06/28 20:18:55
- 情報元: 書店組合
- 日経BP社は5月14日、東京・白金の本社で記者会見を開き、環境分野とデジタル戦略に取り組む2010年の事業戦略について平田保雄社長が説明した。
平田社長は昨年の業績について「売上高は428億円で前年比18・9%減。
春以来の広告の落ち込みで10億5千万円の営業損失を計上し、創業40年で初の赤字となった。
昨年10―12月にリストラを行い黒字転換し、1―3月も黒字を出すことができた」と報告。
また、「直販21誌、市販13誌、ニューズレター3誌の計37誌の紙媒体を発行。
昨年の平均販売部数は196万部で、前年比8%減となった」とした。
今年の事業戦略については「クロスメディア第2期展開」を掲げ、『日経トレンディネット』のリニューアル、『日経ウーマンオンライン』のCGM「女子部」立ち上げ、日本電子書籍出版社協会への加盟と電子書籍販売の開始、日経新聞電子版への提供コンテンツ拡充など、デジタル分野の戦略的展開を説明。
さらに、独立部門「環境局」の設置、環境分野で企業と国を結ぶシンクタンク「日経BPクリーンテック研究所」の創設など、環境分野での社会的ニーズに応えるための施策を説明した。
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