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「人生を変えた1ページ」フェア、有隣堂が首都圏7店舗で展開
日時: 2009/06/16 09:47:04
情報元: 新文化

有隣堂は6月1日から、ヨドバシAKIBA店、アトレ目黒店、川崎BE店を皮切りに、「読むんじゃなかった!? 人生を変えた1ページ」フェアを開催している。インターネットビジネス会社・エニグモが全面協力し、同フェアのための特設サイトを開設するなど、ウェブとリアル店舗が連動した稀有なブックフェアとなっている。首都圏の七店舗で7月20日まで開催する。

同フェアは、エニグモ代表取締役共同最高経営責任者・須田将啓、同・田中禎人氏をはじめ、アートディレクター・佐藤可士和、タリーズコーヒーインターナショナル会長・松田公太、ミシマ社代表取締役・三島邦弘の各氏など、今、勢いのあるビジネスパーソン32人が「人生を変えた一冊」をテーマに各四点ずつ書籍を選出。さらに、エニグモ社員が選んだ書籍約30点、「勝つ企業」「社会起業の可能性」「世界を変えるIT」のテーマで選んだ書籍約80点などを加えた、合計約250点を展開。選者には各書籍の“ここ”という一頁を選んでもらい、同頁に同フェアの特設サイトのQRコードが付いた付箋を添付した。

同サイトでは、推薦コメントの全文閲覧、各書籍やフェアへの感想の投稿が可能なほか、投稿者の中から抽選で20人に5000円分の図書カードが当たるプレゼントキャンペーンを行っている。また、目録を300部発行し、店頭で配布している。

同フェアの仕掛人は、2008年3月に発売された『謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦』(ミシマ社)と、7月発売の『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?』(ブルース・インターアクションズ)の2点を読んだ、ヨドバシAKIBAセールスエキスパート兼販売促進室書籍グループMDの門脇順子氏。「この2点の著者を引き合わせたい」と思い立ち、今年1月、エニグモの田中氏をベルクに案内。その際、門脇氏が共同企画を提案し、田中氏はこれを快諾。3月にはエニグモ社内にプロジェクトチームを発足させ、選者の選定や依頼、特設サイトやPOP、看板、PR企画などの拡材を制作。3カ月の準備期間を経て、今回のブックフェアが実現した。

開催期間・店舗の詳細は次の通り。▽6月1日〜30日=ヨドバシAKIBA店、アトレ目黒店、川崎BE店▽6月23日〜7月13日=アトレ恵比寿店▽6月22日〜7月20日=横浜西口店▽6月8日〜7月5日=藤沢店▽6月20日〜7月20日=厚木店。

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