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【 実施2万6千校を突破 】 日書連
日時: 2009/02/03 11:51:09
情報元: 日書連


 朝の読書推進協議会(大塚笑子理事長)によると、「朝の読書」実施校がこのほど2万6千校に達し、960万人の児童・生徒の取り組みに広がったことが明らかになった。

別表は左の数字が実施校数、右の数字は実施率。

 1月15日現在の実施校は2万6001校(実施率68%)。

内訳は小学校1万6209校(73%)、中学校7885校(73%)、高校1907校(38%)。

県別では鳥取県と佐賀県が92%とトップで、秋田県(90%)、福井県(89%)、山梨県(88%)と続く。

 実施校は2000年12月の5千校から年を追って拡大を続け、毎日新聞学校読書調査でも読書量が増加傾向にあるという結果が出ている。

全国学力調査の分析でも国語力に力を入れた学校で算数・数学の学力が向上する傾向が見られ、読解力やコミュニケーション能力に通じる読書の効用があらためて見直されている。

 朝の読書推進協議会事務局を務めるトーハンは、朝の読書で身に付いた子どもたちの読書の習慣を家庭にも広げようと2006年から「家読(うちどく)」を提唱している。

メンテ

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