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【 「東京日販会」全国で24番目の設立 】 日書連
日時: 2007/07/21 11:24:52
情報元: 日書連
参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5938


 全国で24番目の日販会として「東京日販会」が7月10日に81店で発足。

会長に城東日販会会長の板津武氏(墨田区・自成堂)を選出した。

城東日販会、むさしの日販会は同日付けで解散した。

 設立総会は10日午後4時から日販本社で行われ、発起人の飯田信也氏(清瀬市・飯田書店)が「町の本屋を取り巻く環境は厳しい。

日販と連携して出版社と太いパイプを作るため、東京支店の取引店に参加を呼びかけた。

自己啓発と商談会、懇親を通じ拡販に努めていきたい」と設立趣旨を説明した。

 発起人事務局から会則案、予算案が説明され、事業計画では10月に王子DC見学会、11月に商談会、拡販では小学館『日本の歴史』を取上げていく予定が提案された。

 役員選出では会長に板津武氏、副会長に飯田信也氏、武田幸男氏(世田谷区・京王書房)はじめ、会計、監査、拡販・商談会・総務・研修会の担当役員、計11名を決定した。

 来賓あいさつで日販古屋社長は城東、むさしの、日山会の歴史を振り返ったあと「東京日販会は24番目の日販会。

各地で研修、懇親、商談会を行っており、東京も活発な活動をお願いしたい」と期待を述べた。

 さらに4―6月の売上げ状況について「東京支店は雑誌0・7%減、書籍10・7%減、合計5・1%減で全国平均を0・2%下回る。

日販として店頭活性化とロスを少なくしていく。

王子NEXTは7月半ばから順次稼動し、24時間フル稼働で朝10時までに注文をもらえば翌朝到着する。

MS2は、これまで手作業だった直接注文もデータ化して事故をなくす。

HONYAクラブは景品法に従い秩序あるサービスをしていく。

アマゾンに負けないデータの共有で売上げを拡大していきたい」と述べた。

 引き続き銀座アスターで行われた設立懇親会には、出版社109名が出席。

日販柴田副社長が「首都東京に出きるべくして出きた日販会。

土地、家賃が高く、独立系書店が商売するには厳しい東京だが、街の書店は文化の発信基地。

企画ものを売る強い販売集団として支援していきたい」と祝辞。

小学館大住常務の発声で乾杯を行った。


メンテ

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