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【 通常月通りの入帳を 】 日書連
日時: 2007/03/14 11:21:03
情報元: 日書連
参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5647

【 通常月通りの入帳を 】
 3月末の返品入帳問題で日書連丸岡会長と環境改善ワーキング機関鈴木喜重機関長、井上俊夫委員の3名は2月28日にトーハン、日販の両社を訪問して、年度末にあたる3月の返品入帳にあたっても通常月通り入帳するよう理解と協力を求めた。

 トーハンでは上瀧博正会長、山ア厚男社長と面会。

日販では古屋文明社長、橋昌利専務と面会した。

 日書連の考え方の説明に対して、トーハンでは「地方書店、中規模以下の書店をサポートするため1月から入帳日を5日短縮した。

当社も厳しいものがあるが、今後も例外なく続けていく」と、同社の方針を説明した。

 昨年は3月24日まで返品入帳した日販では「本年も同じように考えており、後戻りすることはない。

今年は3月25日が日曜なので、昨年より延ばすとなれば26日にしなければならない。

返品は業界全体でコストがかかっており、できるだけ無伝店になってほしい」と述べた。

〔トーハン、返品入帳を5営業日前に変更〕 桶川SCMセンターの本格稼働を前に、トーハンは得意先書店への還元として1月期より返品入帳締切り日の変更を実施した。

 書籍、雑誌ともに一定の返品処理ルールに則って返品処理を行っている書店に対し、入帳締切り日を従来の「10営業日前」から「5営業日前」に変更した。

書店からは資金面のメリットを実感しているという反響が寄せられている。

 また、桶川SCMセンターでの返品処理については「処理票のナンバーさえ控えていれば計算書との照合を行なわなくて済むようになった」「作業効率が格段に上がり販売に力を入れることができる」等の声も届いているという。



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