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【 書店売上高1.4%減に 】 日書連
日時: 2007/03/09 15:53:54
情報元: 日書連
参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5633


 日販経営相談センター調べによる2006年の年間書店分類別売上調査が発表された。

これによると06年の売上は前年比1・4%減だった。

中小書店の売上に占める構成比が高い雑誌は3・9%減と落ち込みが目立った。

調査期間は06年1月ら12月。

調査店は291店。

 売上高前年比を規模別にみると、201坪以上が2・9%増となったほかは、151〜200坪0・9%減、101〜150坪1・2%減、51〜100坪2・3%減、50坪以下2・9%減と軒並み前年割れ。

規模が小さくなるほど落ち込みが大きく、中小書店の苦境が浮き彫りとなった。

立地別では「その他」が1・2%増となったほかは前年割れとなっており、なかでも商店街が5・4%減と落ち込みが目立った。

 ジャンル別では文庫(7・0%増)、新書(5・0%増)が伸長し、児童書(0・0%)、実用書(3・4%増)、文芸(2・2%増)も前年をクリアした。

一方、雑誌は3・9%減と厳しい状況が続いている。

規模別でみると、201坪以上は0・7%増と前年をクリアしたが、50坪以下店は4・7%減。

中小書店の雑誌不振が顕著となっている。

また、最も落ち込みが大きかったジャンルは電子メディアとの競合を余儀なくされている辞典で、8・1%減だった。

 客単価は1・9%増の1128・0円となり、全規模で前年を上回った。


メンテ

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