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【 マージン拡大の契機に 】 日書連
日時: 2006/10/11 08:36
情報元: 日書連


 東京都書店商業組合は10月4日に定例理事会を開き、日書連・講談社のタイアップ企画「新販売システム」の成功に向け、組合・各支部が一丸となって部数の上積みを図ることを申し合わせた。

丸岡理事長は「この企画を成功させ、書店マージン拡大の突破口にしたい」と述べ、各書店に積極的な注文を呼びかけた。

 「新販売システム」は、昨年実施した「全国小売書店経営実態調査」で「書店マージンの拡大」「適正配本」を望む声が多く寄せられたことを受け、これを実現するために企画したもの。

完全買い切り、受注生産で注文部数満数配本、普通正味に特別報奨を合わせて書店マージン40%を実現した。

対象商品は『新装版 窓ぎわのトットちゃん』『大型版 だいじょうぶ だいじょうぶ』で、10月27日発売。

 丸岡理事長は「本を拡売することで取引システムを少しずつ変えていこうと採用したのが、今回の新販売システム。

書店マージン拡大へのスタートラインと考えている。

高マージンの取引を増やしたい。

成功すれば他にもやりたい出版社が出てきて、次の展望が開ける。

日書連に部数報告する10月10日まで、部数上積みに向けて努力してほしい」と述べた。

 柴崎副理事長は「セットで売るのが難しければ、片方だけでもいいと思う。

子供たちがたくさん来る店は『だいじょうぶ』だけ、絵本がまったく売れない店は『トットちゃん』だけでもかまわない。

地元での積極的なお声がけをお願いしたい。

まだ上積みの余地はある」と述べ、支部単位での販売努力を求めた。

 保険業法の改正で存続が困難になった日書連共済会については、大橋副理事長が解散に関する手続き、残余財産の所有権、今後の日程について説明。

「10月6日の地区委員長会議で賛成票のとりまとめに協力を求め、年内に総会を開き、4分の3以上の賛成で解散する見通し」と述べた。

  万引き問題については、9月期は2件の発生報告があった。

このうち1件の万引き者は小4女児。

9月24日午後、小金井市の書店でコミック3冊を万引き。

女児は入店時、布バッグのチャックを全開。

コミック3冊を持ちながら清算せず、店内でバッグに押し込みチャックを閉めたところをミラーで確認。

現行犯として捕らえた。

店主はチャックを開けて中身を確認し、警察に連絡。

処置は警察に一任。

学校・親への指導徹底を依頼した。

同日のうちに母親とともに謝罪来店したという。

万引き・出店問題委員会では組合員に「万引き発生・情報報告書」の提出を呼びかけており、今後も資料の集積につとめたいとしている。

 読書推進問題では、第16回神保町ブックフェスティバルが10月28日、29日の2日間、神保町すずらん通り、さくら通りなどで開催されると報告があった。

汚損本、自由価格本などを揃えたワゴンセール「本の得々市」に、千代田支部がワゴン2台、青年部がワゴン1台を出す。

 昨年11月に東京組合が出版社17社の協賛を得て発行した「読者謝恩図書カード」について、オブザーバーとして出席した青年部の小宮会長が「客注迅速化、自店の顧客に合った品揃えなどとともに、読者謝恩図書カードは読者利益の1つの具現化」と青年部の見解を説明し、今年も発行してほしいと要望した。

丸岡理事長は「流通改善委員会で検討したい」とした。

 TS流通協同組合の9月期(9月1日〜30日)の売上げは、793万7291円(対前年比9・5%減)と落ち込んだ。

78書店(同1・2%増)から8111件(同11・2%増)の注文があった。

http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5361
より引用
メンテ

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