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【 日書連新販売システム商品の販促に取組む 】 日書連
日時: 2006/09/12 17:00
情報元: 日書連


 東京都書店商業組合(丸岡義博理事長)は9月5日午後2時から、書店会館3階会議室で定例理事会を開催した。

 理事会前日に発表された日書連の新販売システムについて、丸岡理事長は「経営実態調査で多かった要望に対応しようと新しいシステムを構築した。

マージン拡大、適正配本の実現を念頭において、受注生産、満数配本、完全売り切りを条件にしている。

買切で正味のアップを図るということで、事前の販促活動で注文を取ることが大事になってくる。

各書店で拡販の取り組みをお願いする。

販売を成功させて高マージンの書籍の普及を図っていきたい」と述べた。

 日書連大川哲夫専務理事から新販売システム導入の経緯と実施要領の説明が行なわれ、東京組合では積極的に販売に取り組むことを全会一致で決定した。

また今後は流通改善委員会が担当することを決めた。

 組織委員会では、営業を続けながら組合加入をやめる「自由脱退」書店による組合費未納が増えていることから、各支部に対して組合費の集金方法、前納制度利用の有無などを尋ねるアンケートを実施。

結果をもとに委員会で今後の対応を検討することにした。

 TS流通協同組合の8月期売上げは、75書店(対前年同月比1・4%減)が利用、7147件(同0・4%減)の注文があり、売上げは640万3674円(同27・3%減)との報告があった。

 理事会に先立ち、リクルートより『フロム・エー RED』『フロム・エー BLUE』を直販扱いに移行する件について説明があった。

また小学館から、10月刊行する『ビジュアルNIPPON 江戸時代』について、11月3日に行なわれる「江戸文化歴史検定」のテキストとして、既刊の『大江戸見聞録』と併せて増売に取り組んでほしいとの要請があった。

http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5310
から引用
メンテ

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