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【 不平等取引改善が重要課題 】
日時: 2006/03/22 10:58
情報元: 日書連


 神奈川県書店商業組合(長谷川義剛理事長)は3月6日、トーハン神奈川支店で定例理事会を開催した。

主な審議事項は次の通り。

 1、1月13日の新年理事会で採択した、日書連が全国組合員と一致団結して取次との不平等取引改善に取り組むよう求める決議文を、さらに広めていくことにした。

「全国の書店各位への呼びかけ」と題されたこの決議文は、昨年5月に開かれた日書連総会で「書店と取次は、法の下に平等である」と決議したが、これは憲法14条1項および市場経済原則に基づくと指摘。

ところが現状では書店に対する不平等・非対等な取引の事実上の強制が長年にわたり行なわれているとして、このような古き悪しき取引を改革することが急務であり、それがひいては組合員の減少に歯止めをかけ、組織拡充に結びつくとしている。

 2、2月10日に行われた出版物小売業公正取引協議会の臨時総会で、同・神奈川支部として「改訂案の審議が不十分。

改訂案は書店の営業に重大な影響を及ぼす」とする独自の見解を表明した。

結果として否決となったが、これは同・神奈川支部の総意であることを確認した。

 3、子供読書活動フォーラムが4月23日、横浜市中区の神奈川県近代文学館で行なわれる。

地元支部を中心として協力することを申し合わせた。

 4、神奈川新聞4月20日付にサン・ジョルディの日の広告を出す。

 5、神奈川新聞の「書店員が推す今週の1冊」(毎週日曜日掲載)は4月以降も継続する。

 6、出席理事から「新聞報道によると、国土交通省が郊外での大型店出店を規制する法律を今国会に提出するというが、小売店関係の反応が鈍い。

せっかく官庁が規制緩和の行き過ぎを改めようとしているのだから、もっと応援すべきではないか」との意見が出た。

 7、事務局強化のため、専任の女子事務局員を配置した。

   (平井弘一広報委員)

http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=4974
より引用
メンテ

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