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CCC、1819億円で首位/書籍・文具部門売上高ランキング/日経MJ「日本の専門店調査」
日時: 2022/11/11 17:23:22
情報元: 日書連

日経MJ(8月10日付)は「第50回日本の専門店調査」(2021年度)を発表した。これによると、収益認識基準の適用企業を除く前年度と比較可能な全国の有力専門店244社の総合売上高は、17兆6934億円で前年比4・1%増。増加は7年連続で、新型コロナウイルスの影響で人の流れが変わり、動く商圏に適応した出店戦略を進めた企業の業績が堅調だった。
その他業種を含む23業種のうち、19業種が増収。前年の8業種を大きく上回っており、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限などが緩和・解除された21年度は、業績を回復させた業種が多かった。外出需要の回復を受けて、呉服や靴が好調だったほか、ゴルフなど屋外でのスポーツ人気を背景にスポーツ用品も伸長した。家の中を充実させたいという消費者ニーズをとらえた家具も大きく伸びた。一方、減収は、紳士服、生鮮、書籍・文具、ホームセンター・カー用品の4業種だった。
書籍・文具部門の売上高ランキングで1位になったのはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)で1819億4200万円だった(収益認識基準の適用で前年度と比較できず)。2位は紀伊國屋書店で前年比0・3%減の978億9000万円、3位は丸善ジュンク堂書店で同4・1%増の699億6600万円。
総売上高経常利益率はリラィアブルが4・8%、1人当たり総売上高は丸善ジュンク堂書店が7億672万7千円、3・3平方m当たり直営店売上高は有隣堂が176万円、直営+FC新設店舗数はリブロプラスが12店でそれぞれ首位になった。
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